Q&A

介護保険でレンタルできる杖にはどんなものがあるの?

2013年7月4日

杖にはいろいろな種類があって、レンタル費用が介護保険の適用になる種類が決まっているそうですが、どのような種類が保険の対象となるのでしょうか。又、室内用と屋内用に分けたいのですが、同時にいくつもレンタルすることはできるのでしょうか?

福祉用具の貸与については、指定をうけた事業者でレンタルした場合に、居宅サービスの支給限度額内で介護保険の適用とすることができます。つえについては、下記の4種類がレンタルの対象になります。

  1. 松葉づえ…わき当てが付き、わきを締めることと、わき当ての下部にある握りを持って体重を支えることができるつえ
  2. カナデイアン・クラッチ…上腕部とひじ部に付いている“カフ”と、手の位置にある握りで体を支えるつえ。ひじを伸ばす力が弱くても使うことができます
  3. ロフストランド・クラッチ…ひじの下に前腕を支持する“カフ”があり、“カフ”と、手の位置にある握りで体を支えるつえ
  4. 多点杖…3(4)本に分岐した床面に接地する脚と、ひとつの握り手を持ったつえ
  5. プラットホームクラッチ

レンタルをする際は指定を受けた事業者と相談し、自分の身体に適したつえを選びましょう。
また、同時に用途別(室内用・屋外用)に同一の福祉用具を借りても問題はありません。複数のレンタルをすることは可能です。