「 身寄りのない人の権利擁護支援に関するガイドライン ~地域でくらすための入所・入院時等のそなえ~」について
近年、少子高齢化などにより、身寄りのない人が増加する一方で、身元保証人と呼ばれる存在が不在であるために、本人が希望する、または、本人にとって適切な入所・入院をはじめとした福祉サービスの利用や医療が受けられない現状があります。
そのため、名古屋市における地域課題の共有や支援策の検討などを行う「名古屋市権利擁護支援協議会」では、入所・入院時等において、本人が希望する適切な支援を受けることができるよう、既存の社会資源を整理した「 身寄りのない人の権利擁護支援に関するガイドライン ~地域でくらすための入所・入院時等のそなえ~」を作成しました。
ガイドラインでは、身元保証人に求められる機能を「①福祉に関するサービス等の利用手続き、②料金の支払いやお金の管理、③施設や病院で必要な物品の準備、④病院受診や入院・手術等するときの手続き、⑤退所や退院の手続き、⑥亡くなった後の手続き」の6項目に整理し、意思決定支援の考え方を基本として、本人の判断能力や後見人等の有無に応じた対応策を記載しています。
また、万一の際に必要と思われる支援内容について、チームによる支援を基本として、あらかじめ支援者間で対応方法を整理しておく「私の気持ち応援シート」も作成しましたので、ご活用ください。
身寄りのない人の権利擁護支援に関するガイドライン~地域でくらすための入所・入院時等のそなえ~.pdf(PDF形式:4MB)
(記入例)私の気持ち応援シート.pdf(PDF形式:734KB)
問い合わせ
名古屋市成年後見あんしんセンター(名古屋市社会福祉協議会)
〒462-8558
名古屋市北区清水四丁目17番1号(名古屋市総合社会福祉会館5階)
電話:052-856-3939 FAX:052-919-7585