名古屋市では、重度障害者(児)のかたの日常生活上の便宜を図り、その福祉の増進に資するため、日常生活用具を給付する制度を実施しています。 対象となるかた 身体障害者(児)、知的障害者(児)、精神障害者(児) ※ 利用希望者ご本人の市町村民税所得割額が46万円未満のかた(対象者が障害児の場合は除く。) ご利用の相談・申請の窓口 お住まいの区の区役所福祉課、支所区民福祉課 ※購入前の相談・申請が必要です。 利用者負担 販売価格が給付限度額以内の場合は、販売価格の1割 販売価格が給付限度額以上の場合は、給付限度額の1割 + 給付限度額を超えた額 ※ 給付限度額: 各用具において、費用が補助される額の上限です。給付限度額を超えた額は、全額自己負担です。 ※ ひと月に給付された用具において、自己負担額の上限(負担上限月額)が設定されています。負担上限月額は、給付限度額を超えた額には適用されません。 負担上限月額 生活保護、中国残留邦人等の支援給付を受けているかた、市民税非課税のかた 0円 市民税課税のかた 37,200円 用具の種目・対象者等 視覚障害のかた向け、重度障害者・児 日常生活用具の抜粋。  ※ 最後にある備考もご確認ください。 給付種目、給付限度額、耐用年数、対象者、性能の順です。 火災警報器 15,500円/個 ※ 2階建以上の戸建住宅は3個まで、共同住宅は2個まで 8年 火災発生の感知及び避難が著しく困難な身体障害2級以上の障害者のみの世帯及びこれに準ずる世帯 室内の火災を煙により感知し、音又は光を発し屋外にも警報ブザーで知らせるもの(住宅改造を伴うものを除く) 自動消火器 33,000円 5年 火災発生の感知及び避難が著しく困難な 身体障害2級以上の障害者のみの世帯及びこれに準ずる世帯 室内温度の異常上昇又は炎の接触で自動的に消火液を噴射し、初期火災を消火できるもの 電磁調理器 18,000円 6年 18歳以上で、視覚障害2級以上のみの世帯及びこれに準ずる世帯 障害者が容易に使用できるもの(住宅改造を伴うものを除く) 視覚障害者用はかり 25,000円 5年 原則学齢児以上で、視覚障害2級以上のみの世帯及びこれに準ずる世帯 音声で重さを知らせることができるもので、障害児・者が容易に使用できるもの 歩行時間延長信号機用小型送信機 12,000円 10年 原則学齢児以上で、視覚障害2級以上のかた 視覚障害児・者が容易に使用できるもの 視覚障害者用音声体温計 9,000円 5年 原則学齢児以上で、視覚障害2級以上のかたが属する世帯 視覚障害児・者が容易に使用できるもの 視覚障害者用体重計 16,000円 5年 原則学齢児以上で、視覚障害2級以上のみの世帯及びこれに準ずる世帯 視覚障害児・者が容易に使用できるもの 視覚障害者用血圧計 12,100円 5年 18歳以上で、視覚障害2級以上のみの世帯及びこれに準ずる世帯 視覚障害者が容易に使用できるもの 視覚障害者用基本ソフト 40,000円 3年 原則学齢児以上で、視覚障害のかた 情報機器(パーソナルコンピュータ等)を使用するにあたり、視覚障害者向けに開発されたソフトウェアで、視覚障害児・者が容易に使用できるもの ※ 情報通信・支援用具で給付済のソフトウェアの耐用年数内における併給不可 ※ 限度額内で複数個給付可(予備品は除く) 情報通信・支援用具 102,000円 5年 原則学齢児以上で、視覚障害のかた 情報機器(パーソナルコンピュータ等)を使用するにあたり、障害特性に応じて必要となる周辺機器やソフトウェアで、障害児・者が容易に使用できるもの ※ 視覚障害者用基本ソフトで給付済のソフトウェアの耐用年数内における併給不可 ※ 限度額内で複数個給付可(予備品は除く) 視覚障害者用ポータブルレコーダー(録音再生機) 99,800円 6年 原則学齢児以上で、視覚障害のかた 音声等により操作ボタンが知覚又は認識でき、かつ、DAISYかた式による録音並びに当該かた式により記録された図書の再生が可能なものであって、視覚障害児・者が容易に使用できるもの ※ 視覚障害者用ポータブルレコーダー(再生専用機)との併給不可。(デイジーCDの再生機能を持たない録音再生機の給付を希望する場合は除く。) 視覚障害者用ポータブルレコーダー(再生専用機) 60,000円 6年 原則学齢児以上で、視覚障害のかた 音声等により操作ボタンが知覚又は認識でき、かつ、DAISYかた式により記録された図書の再生が可能なものであって、視覚障害児・者が容易に使用できるもの ※ 視覚障害者用ポータブルレコーダー(録音再生機)との併給不可(デイジーCDの再生機能を持たない録音再生機の給付を受けている場合は除く。) 視覚障害者用活字文書読上げ装置 99,800円 6年 原則学齢児以上で、視覚障害のかた 文字情報と同一紙面上に記載された当該文字情報を暗号化した情報を読み取り、音声信号に変換して出力する機能を有するもので、視覚障害児・者が容易に使用できるもの 視覚障害者用拡大読書器 269,000円 8年 原則学齢児以上で、視覚障害のかた 装置を印刷物等の上に置くことで、モニターへの拡大や音声等により印刷物等の内容が理解でき、視覚障害児・者が容易に使用できるもの(ソフトウェアをインストールすることにより同様の機能を生じさせる携帯型の機器、ソフトウェアを含む) ※ 限度額内で据置型、携帯型、電子ルーペ1台ずつの給付可 視覚障害者用音声ICタグレコーダー 59,800円 6年 原則学齢児以上で、視覚障害2級以上のかた 取り付けたICタグからその物品等の名称や情報を音声にて再生が可能なもの等であって、視覚障害児・者が容易に使用できるもの 暗所視支援めがね 395,000円 8年 原則学齢児以上の、視覚障害のかたで、夜盲又は視野狭窄があり、医師が必要と認めたかた 装置を見たいものにかざすことで、明るく拡大された画像等をモニターに映し出す機能を有するもので、視覚障害児・者が容易に使用できるもの ※装着についての有用性が認められるかどうかの確認のため、医師の意見書の提出が必要 視覚障害者用時計 触読式 14,400円 音声式 18,900円 5年 原則学齢児以上で、視覚障害2級以上のかた 視覚障害者が容易に使用できるもの 標準型点字器 11,000円 7年 視覚障害のかた 点字で文字を打つためのもの(点筆を含む) ※ 携帯用点字器との併給可 携帯用点字器 9,000円 5年 視覚障害のかた 点字で文字を打つためのもの(点筆を含む) ※ 標準型点字器との併給可 点字ディスプレイ 406,500円 6年 原則学齢児以上で、視覚障害のかた 文字等のコンピュ−タの画面情報を点字等により示すことのできるもの 点字タイプライター 190,000円 5年 原則学齢児以上で、視覚障害の2級以上のかた 視覚障害児・者が容易に使用できるもの 地デジが聞けるラジオ 25,000円 5年 原則学齢児以上で、視覚障害の2級以上のかた 地上デジタル放送の音声を受信できるもので、視覚障害児・者が容易に使用できるもの 備考 ○ 学齢児以上とは、小学校に就学している児童の年齢以上を表します。 ○ 給付限度額は、消費税込みの額です。 ○ 1度給付された用具は、給付限度額以下であっても、耐用年数が経過するまで原則再給付できません。 ○ 他市町村で給付された用具の耐用年数は継続します。 ○ 給付は、特別の記載があるものを除き、給付種目1種目につき原則1個(付属品を含む)です。