なごやはちまるフレイルテスト そもそもフレイルってなに? フレイルとは加齢によって気力・体力が徐々に落ち、要介護状態の一歩手前の状態のことです。放置すると、簡単に介護が必要な状態に至ります。 でも大丈夫!早く気がついて予防に取り組むことで健康な状態に戻ることが期待できます。 フレイルの3つの要素 フレイルには、閉じこもり、社会的交流の減少などの社会的フレイル、筋力低下や口腔機能低下、低栄養などの身体的フレイル、認知機能の低下やうつなどの精神的フレイルの3つの要素があります。 フレイルの可能性を手軽にチェック! 八つの質問に、八つ○(マル)がつくかな? 全部○(マル)がつかないと、フレイルの可能性があるよ。 1 あなたの現在の健康状況はおおむね良好である 2 毎日の生活に満足している 3 ふだんから友人や近所の人との付き合いはある 4 地域活動に参加している 5 口の渇きは気にならない 6 転倒に対する不安はない 7 階段を手すりや壁をつたわらずに昇ることができる 8 この6か月間で2~3㎏の体重の減少はない 質問項目1あなたの現在の健康状況はおおむね良好である、2毎日の生活に満足しているのどちらか1つでも〇(マル)がつかなかった方はAこころのコラムをご確認ください。 Aこころのコラム こころの健康が大切です 月1回以上声を出して笑う人が多い都市は、フレイルの人が少ない傾向にあることが分かりました。 声を出して笑う人はフレイルになりにくいんだね! 質問項目3ふだんから友人や近所の人との付き合いはある、4地域活動に参加しているのどちらか1つでも〇(マル)がつかなかった方はB社会参加のコラムをご確認ください。 B社会参加コラム  社会とのつながりを持ち続けることが大事です 町内会活動や趣味の会などの「社会参加」をすると、要介護や死亡を遅らせる可能性があると言われてます。 用事をつくって1日1回は外出し、友達や近所の人との会話を楽しむといいんだね。感染症の感染拡大防止にも気を付けてね。 身近な地域には「高齢者サロン」や「なごやかクラブ(老人クラブ)」があります。 外出が難しいときは、電話やメール、オンラインで友達や近所の人と交流してみよう。 高齢者サロン 高齢者の身近な場所でおしゃべりをする地域のたまり場です。  高齢者サロンの検索はこちら QRコード  なごやかクラブ(老人クラブ)  地域で社会奉仕活動や健康づくり見守り活動などを行っています。  活動内容や入会方法はこちら QRコード 質問項目5口の渇きは気にならないに〇(マル)がつかなかった方はC口腔のコラムをご確認ください。 C口腔のコラム  定期的な歯科検診と毎日のお口の体操が大事です 口の渇きが気になる人はお口の機能が低下しているかもしれません。 お口の機能低下ってなに? 食べものがかみづらい、むせやすくなる、口が渇く、滑舌が悪くなるなどです。これらの症状を放置し、身体の衰えに影響を与える状態をオーラルフレイルといいます。 「お口の体操」は大きなお口で「パ」「タ」「カ」「ラ」とゆっくり10回、早口で20回言ってみよう。 「いきいき元気プログラム」でも紹介しています 動画はこちら QRコード 質問項目6転倒に対する不安はない、7階段を手すりや壁をつたわらずに昇ることができるのどちらか1つでも〇(マル)がつかなかった方はD運動のコラムをご確認ください。 D運動のコラム  生活の中に運動を取り入れることが大切です 名古屋市の介護が必要となった原因は転倒・骨折が第1位!予防には、運動習慣が大切です。 毎日散歩をしているよ。 坂道や階段を取り入れると、筋力アップにつながり、より効果的ですよ。 外出が難しいときは、自宅でも簡単にできるホームエクササイズ「運動機能アップ体操」いきいき元気プログラムを試してみませんか?  動画はこちら QRコード 介護が必要となった主な要因グラフ 出典 令和4年度介護保険在宅サービス利用調査(名古屋市) 1位 骨折・転倒 14% 2位 認知症 11% 3位 脳血管疾患 11% 4位 高齢による衰弱 9% 5位 関節疾患 8% 6位 心疾患 5% 7位 パーキンソン病 3% 8位以下の合計 39% 質問項目8この6か月間で2~3㎏の体重の減少はないに〇(マル)がつかなかった方はE栄養のコラムをご確認ください。 E栄養のコラム  1日3食バランスよく栄養を取ることが大事です 低栄養による体重減少はフレイルにつながります。 何を食べたらいいの? 一日に11種類の食品を少しずつでもいいので食べることを目標にすると良いですよ。 11種類の食品とは、穀類 芋 果物 肉 魚 卵 大豆 牛乳 油 海藻 緑黄色野菜です。 出典はいきいき元気プログラム 健康コラム 名古屋の健康ご長寿の皆さんの五つの特長 名古屋市健康とくらしの調査(2022年度)分析結果から見えてきたなごやの健康ご長寿さんの傾向です。 一.本屋・書店・図書館を利用している 二.服用している薬が何の薬か分かっている 三.月1回以上、収入のある仕事をしている 四.特技や経験を他者に伝える活動に月1回以上参加している 五.通いの場等へ参加意向がある・参加している(サロン・自主グループ・老人クラブ・認知症カフェ等) 人生100年時代、皆さんのフレイル対策はじめましょう。 フレイル予防・改善のための取り組みの紹介 いきいき支援センター 開設時間 月~金曜日(祝日・年末年始除く)午前9時~午後5時 健康・福祉・介護などさまざまな面から高齢者を支える総合相談窓口です。フレイル予防・改善のための事業の紹介も行っています。 お住まいの地域のいきいき支援センターへご相談ください。(市内29か所) いきいき支援センターの一覧はこちら QRコード 相談の一例 ・介護予防のための取り組みについて知りたい 市の介護予防事業や地域の高齢者サロンの情報など、ご本人様の状態や希望にあわせた取り組みをご紹介します。 ・ご近所の高齢者を最近みかけなくなって心配 お電話いただければ職員がご自宅へ訪問し、安否を確認します。 高齢者いきいき相談室  高齢者の方々が、身近な場所で相談できるよう、いきいき支援センターから委託を受けた居宅介護支援事業所が「高齢者いきいき相談室」を開設しています。 いきいき支援センターと連携し、健康・福祉・介護等の相談に応じます。(令和5年4月時点で市内298箇所) 高齢者いきいき相談室の一覧はこちら QRコード こころ・口腔・運動・栄養の取り組み 福祉会館認知症予防事業  各区の福祉会館において、認知症予防に効果的な取り組みや、認知症予防に役立つ知識や活動について学ぶ教室を開催しています。 福祉会館の一覧はこちら QRコード いきいき教室 各区の保健センターにおいて認知症予防や運動機能、栄養、口腔等に関する教室や講演会等を開催しています。 保健センターの一覧はこちら QRコード 社会参加の取り組み 高齢者はつらつ長寿推進事業 各区社会福祉協議会が、コミュニティセンターなどの身近な場所でレクリエーションなどを実施しながら仲間づくりをしています。 事業の内容はこちら QRコード 市社会福祉協議会ボランティアセンター ボランティア活動の相談、ボランティアの登録などを行っています。  電話 911-3180 ファックス 917-0702 ひとりでできる運動・体操など いきいき元気プログラム ホームエクササイズ 動画はこちら QRコード 名古屋どえりゃあ体操 転倒予防に重要な下半身の筋力を鍛える体操です。 検索ワード どえりゃあ体操 名古屋市フレイル予防&見守りアプリ フレポ&見守り 体操動画やフレイル予防に役立つ情報を掲載しています。また、フレイル予防の取り組みでポイントがたまり、dポイントに交換できます。 詳細はこちら QRコード 発行 名古屋市健康福祉局高齢福祉部地域ケア推進課 電話 972-2549 ファックス 955-3367 令和5年11月発行