【障害児通所支援】運営規定の改定について

2022年5月25日

障害児通所支援に係る運営規程(作成例)の改訂について

令和3年4月の基準省令の改正に伴い、以下のとおり運営規程の作成例を改訂しましたので、必要に応じて運営規程の改正を行ってください。

また、基準省令等の改正内容について、あらためて確認をしていただき、基準を遵守して事業の運営を行っていただくようお願いします。

なお、下記の2に示す基準省令等の改正事項に係る運営規程の変更については、変更届の提出は不要とします。

1 運営規程(作成例)

〇児童発達支援              運営規定(児童発達支援のみ).doc(DOC形式:30KB)

〇放課後等デイサービス          運営規定(放課後等デイサービス).doc(DOC形式:30KB)

〇児童発達支援、放課後等デイサービス   運営規定(児童発達支援、放課後等デイサービス).doc(DOC形式:31KB)

〇保育所等訪問支援            運営規定(保育所等訪問支援).doc(DOC形式:23KB)

2 基準省令等の主な改正事項

従業者の員数

  • 従業者の「員数」は日々変わりうるものであるため、業務負担軽減等の観点から、規程を定めるに当たっては、基準上置くべきとされている員数を満たす範囲において、「〇人以上」と記載することも差し支えない。
  • 基準第12条に規定する重要事項を記した文書に記載する場合についても、同様とする。

虐待防止対策の強化

  • 利用者の虐待防止等のための責任者及び委員会を設置するとともに、従業者に対する研修を実施する等の措置を講じなければならないものとする。

感染症対策の強化

  • 感染症の発生及びまん延の予防等に関する取組の徹底を求める観 点から、委員会の開催、指針の整備、研修の実施等に加え、訓練(シミュレーション)の実施を義務付けるものとする。
  • 令和6年3月31日までの間は努力義務

業務継続に向けた取組の強化

  • 感染症や災害が発生した場合であっても、必要なサービスが継続的に提供できる体制を構築する観点から、業務継続に向けた計画等の策定、研修の実施、訓練(シミュレーション)の実施等を義務付けるものとする。
  • 令和6年3月31日までの間は努力義務

非常災害対策の強化

  • 災害への対応においては、地域との連携が不可欠であることを踏まえ、 非常災害対策(計画策定、関係機関との連携体制の確保、避難等訓練の実施等)が求められる事業者を対象に、訓練の実施に当たって、地域住民の参加が得られるよう連携に努めなければならないものとする。

ハラスメント対策の強化

  • 適切なハラスメント対策への対応を強化する観点から、雇用の分野にお ける男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律等におけるハラスメント対策に関する事業者の責務を踏まえつつ、適切なハラスメント対策を求めるものとする。

重要事項の備え置きを可能とする取扱い

  • 利用者の利便性の向上等の観点から、運営規程等の重要事項について、 事業所での掲示だけでなく、事業所に閲覧可能な形(ファイル等)で備え置くこと等を可能とする。

身体拘束等の適正化

  • サービスの提供に当たっては、緊急やむを得ない場合を除き、身体拘束等を行ってはならないものとし、やむを得ず身体拘束等を行う場合は、その態様等を記録しなければならないものとする。
  • 身体拘束等の適正化のため、その対策を検討する委員会の開催や、指針の整備、研修の実施等の措置を講じなければならないものとする。
  • 身体拘束等の適正化を図る措置を講じていない場合、身体拘束廃止未実施減算あり

ICTの活用

  • 個別支援計画等の作成に係る会議について、感染防止や多職種連携の促進の観点から、テレビ電話等を活用しての実施を認める

3 厚生労働省の通知等

令和3年度障害福祉サービス等報酬改定について |厚生労働省 (厚生労働省のサイトに移動します)

4 質問について

質問に関しましては、質問内容を明確化するため、下記「質問票」により、FAX又はメールでのお問い合わせにご協力いただきますようお願いします。

質問票.xls(XLS形式:9KB)


お問い合わせ

名古屋市子ども青少年局

子ども福祉課子ども発達支援係

電話:052-972-3187  / FAX:052-972-4438

E-Mail:a2520-02@kodomoseishonen.city.nagoya.lg.jp