【情報提供】 福祉用具の重大製品事故報告について

公開日 2014年08月19日

消費者庁が平成26年8月15日付で公表した重大製品事故のうち、介護ベッド用手すりに関する事故が1件ありましたのでお知らせします。

福祉用具貸与サービスとして福祉用具を提供する場合には、福祉用具貸与事業者におかれてましては福祉用具貸与計画の留意事項等を活用し、利用者や家族に対し操作方法及び利用者の状態や利用環境を踏まえた誤作動のリスク・安全対策に関して説明を行うことで、適切に福祉用具が使用されるようにご留意いただきますようお願いいたします。
特に、介護ベッド用手すりのすき間に関する安全対策(新JIS製品への取替、すき間をふさぐ対策等)の必要性について、ご留意いただきますようお願いいたします。
平成26年8月15日公表の事故の概要
事故発生日 平成26年7月6日
報告受理日 平成26年8月13日
製品名 介護ベッド用手すり
事故発生地 神奈川県
被害状況 死亡1名
事故内容 当該製品をベッドに設置して使用していたところ、使用者(80歳代)が、当該製品自体のすき間に頭部が入った状態で発見され、死亡が確認された。事故発生時の状況を含め、現在、原因を調査中。
備考 事業者が事故を認識したのは8月7日。
 
【参考】公表資料のURL(外部リンク)
これまでに消費者庁及び製品評価技術基盤機構から公表された福祉用具に関する製品事故が、日本福祉用具・生活支援用具協会において公表されています。
また、医療・介護ベッド安全普及協議会において、介護ベッドの安全対策に関する資料が公表されています。
福祉用具の適切な使用と事故の防止にご活用下さい。
日本福祉用具・生活支援用具協会(JASPA)(外部リンク)
医療・介護ベッド安全普及協議会(外部リンク)
(介護保険課)

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