感染性胃腸炎及びノロウイルスによる食中毒の予防について

2006年12月25日

本市におきましては、今年11月以降、感染性胃腸炎が大流行しており、また、ノロウイルスによる食中毒の発生も、昨年同時期の発生を大きく上回っています。市内介護保険事業所及び介護保険施設の方々におかれましては、感染性胃腸炎及びノロウイルスによる食中毒の予防について下記のとおり万全を期すよう、よろしくお願いします。

さらに、リーフレット「ノロウイルスに要注意!」を追加・更新いたしましたので、ダウンロードして注意喚起をお願いします。

リーフレット「ノロウイルスに要注意!」(PDF、144KB)(名古屋市食品衛生課・健康増進課)

  1. 患者のふん便や吐ぶつには大量のウイルスが排出されるので、
    • 食事前やトイレの後などには、必ず手を洗うこと。
    • 下痢やおう吐等の症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をしないよう要請すること。
    • 胃腸炎患者に接する方は、患者のふん便や吐ぶつを適切に処理し、感染を広げないこと。
  2. 特に子どもやお年寄りなどの抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱して食べること。また、調理器具等は使用後に洗浄、殺菌すること。
  3. ノロウイルスの失活化には、エタノールや逆性せっけんはあまり効果がなく、完全な失活化には、次亜塩素酸ナトリウム又は加熱(85度以上1分間以上)が必要である点に留意すること。

参考までに厚生労働省ホームページより、ノロウイルスに関するQ&Aを掲載します。
ノロウイルスに関するQ&A(外部リンク、別ウィンドウで開きます)

健康福祉局介護指導課