名古屋市介護サービス事業者自己評価・ユーザー評価事業のあらまし

介護保険制度では、介護サービスを利用される利用者またはその家族の方が、自ら事業者を選択しサービスの提供を受ける仕組みとなっております。

利用者が安心して介護サービスを利用するためには「介護サービスの質の確保」が重要であり、介護保険法では、事業者自らその提供するサービスについて質の評価を行い、常にサービスの質の改善を図ることが事業者の責務とされています。

このため本市では、評価の実施を通して事業者がサービス提供の現状を正しく把握し事業運営の改善につなげること、 また評価結果の公表を通して利用者がサービス事業者を選択する際の指標情報とすることを目的として、平成13年度から介護サービス事業者自己評価・ユーザー評価事業を実施しております。この事業では、介護サービスを提供する事業者とその事業者からサービスを受ける利用者双方が同じ評価項目について評価を行い、双方の意識（評価）の差を比較するという他都市からも注目される大変ユニークな評価方法を採用しています。

本年度は8種類のサービス（平成13年度に引き続き居宅介護支援、訪問介護、通所介護、通所リハビリを実施するとともに、 本年度新たに訪問入浴、訪問看護、短期入所生活介護、短期入所療養介護を追加）について評価を行いましたが、 この事業に対する市内事業所の参加状況は他都市の評価事業では例を見ない約5割という高い参加率となっています。この数字から、利用者の信頼や期待に十分応えられるよう利用者のいかなる評価も真摯に受け止め、 自らのサービス改善に積極的に取り組もうとする数多くの事業者がいることをうかがうことができます。

なお、この事業の実施にあたっては名古屋市介護サービス事業者連絡研究会（名介研）へ委託し、 評価項目、評価結果の公表のあり方等に関しては、名介研内に設置した「名古屋市介護サービス事業者自己評価・ユーザー評価検討委員会」において検討を行い、 評価項目の詳細に関しては、この委員会にサービスの種類ごとの専門部会を設置して検討を行ったものです。

また、「ユーザー（利用者）評価の自社結果」及び「事業者のサービスの改善方策等に関するコメント」の公表については、 事業者の公表同意が得られた場合のみ、表示する取扱いとなっておりますことをお断りいたします。

評価の対象及び回収方法

事業者評価

市内において居宅介護支援、訪問介護、訪問入浴、訪問看護、通所介護、通所リハビリテーション、短期入所生活介護又は短期入所療養介護サービスを行う事業所のうち評価事業への参加を希望した事業所。評価票は名介研事務局への郵送により回収。

ユーザー評価

評価事業に参加した事業所の利用者（1事業所30人を基本とする）。評価票は名介研事務局への郵送により回収。

評価の実施期間

• 事業者評価：平成14年12月2日から平成14年12月13日
• ユーザー評価：平成14年12月2日から平成14年12月31日

参加事業所

参加事業所一覧をご覧になりたい方は下のサービス種別をクリックしてください。
事業所ごとの評価結果は参加事業所一覧からご覧になれます。（事業所の詳細情報のページからも、「事業所の検索」結果ページからも、評価結果をご覧になれます。）

• 居宅介護支援
• 訪問介護
• 訪問入浴介護
• 訪問看護
• 通所介護
• 通所リハビリテーション
• 短期入所生活介護
• 短期入所療養介護

ユーザー評価の評価票の回収数及び回収率

名古屋市介護サービス事業者自己評価・ユーザー評価報告書評価結果（サービスごとの集計）をご覧になりたい方は下のリンクをクリックしてください。

報告書概要・目次(PDF、24KB)
居宅介護支援(PDF、166KB)
訪問介護(PDF、154KB)
訪問入浴介護(PDF、129KB)
訪問看護(PDF、132KB)
通所介護(PDF、166KB)
通所リハビリ(PDF、130KB)
短期入所生活介護(PDF、121KB)
短期入所療養介護(PDF、119KB)
資料(PDF、73KB)

参考資料

名古屋市介護サービス事業者自己評価・ユーザー評価検討委員会委員名簿・専門部会委員名簿(PDF、9KB)
評価票(PDF、9KB)（居宅介護支援・訪問介護・訪問入浴介護・訪問看護・通所介護・通所リハビリテーション・短期入所生活介護・短期入所療養介護）